十四代中里太郎右衛門は、佐賀県唐津市町田の中里太郎右衛門陶房で、叩きの技法による唐津焼の壺や茶盌を作る陶芸家です[5][6]。2002年に襲名し、日本工芸会の正会員です[1][5]。陶房の陳列館は9時から17時30分まで開き、水曜・木曜が休みです[6]。
目次(6項目)
| 作品名・シリーズ | 見られる場所 | 素材・技法 | 寸法(公表値) |
|---|---|---|---|
| 叩き唐津炭化焼締壺 | 日本工芸会:第63回日本伝統工芸展(平成28年度)の作品ページ[4] | 陶芸(分類)、叩き・焼締(作品名の表記) | 縦40.0 横40.3 高35.1cm[4] |
| 叩き唐津墨雲壺 | 日本工芸会:第53回西部伝統工芸展(平成30年度)の作品ページ[3] | 陶芸(分類)、叩き(作品名の表記) | 縦36.4 横36.2 高さ31cm[3] |
| 斑唐津皮鯨茶盌 | 日本工芸会:第54回西部伝統工芸展(令和元年度)の作品ページ[2] | 陶芸(分類)、斑唐津・皮鯨(作品名の表記) | 径13.6 高7.5cm[2] |
| 叩き朝鮮唐津壺 | 2006年に佐賀県から天皇・皇后両陛下へ献上(本人の陶歴)[5] | 叩き・朝鮮唐津(作品名の表記) | 未確認 |
公式の案内中里太郎右衛門窯
十四代中里太郎右衛門はどこで制作している作家ですか?
佐賀県唐津市町田の中里太郎右衛門陶房で作陶しています[6]。1957年に十三代の長男として生まれ、2002年に十四代を襲名しました[5]。
1979年に武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業し、1981年に同大学大学院を修了しました[5]。1983年から太郎右衛門陶房で作陶を始めています[5]。
中里家は唐津藩の御用窯師を11代にわたって務め、約430年の伝統を受け継いでいます[7]。十二代(無庵)は古唐津の技術を復活させて1976年に人間国宝となり、十三代(逢庵)は2007年に日本芸術院会員になりました[7]。
十四代中里太郎右衛門はどんな器を作っていますか?
日本工芸会への出品作は、叩きの技法で成形した唐津の壺と、斑唐津・唐津の茶盌が中心です[1]。焼締や炭化の表情を見せる壺もあります[4]。
出品作40点の名前には「叩き唐津焼締壺」「叩き朝鮮唐津壺」「叩き唐津墨雲壺」のように、叩きの技法が多く使われています[1]。2003年の第50回日本伝統工芸展には「叩き唐津焼締壺」が入選し、2016年までに8回入選しました[5]。
茶盌では、斑唐津皮鯨茶盌を西部伝統工芸展に出品しています[2]。陳列館では作家作品のほか、窯の製品も扱っています[6][8]。
十四代中里太郎右衛門の器はどのくらいの大きさですか?
第63回日本伝統工芸展の叩き唐津炭化焼締壺は縦40.0cm・横40.3cm・高さ35.1cmの大壺です[4]。斑唐津皮鯨茶盌は径13.6cm・高さ7.5cmです[2]。
第53回西部伝統工芸展(平成30年度)の叩き唐津墨雲壺は、縦36.4cm・横36.2cm・高さ31cmです[3]。壺はいずれも30cmを超える大きさです[3][4]。
十四代中里太郎右衛門の陶歴
1990年に日展で特選、2002年に十四代を襲名、2007年に日本工芸会正会員、2011年に紺綬褒章を受章しました[5]。2020年に陶房の敷地に御茶盌窯記念館を開きました[5]。
国際陶芸アカデミー(IAC)会員で、佐賀県陶芸協会の副会長を務めています[5]。2006年には、天皇・皇后両陛下の佐賀県行幸啓で国史跡の唐人町御茶盌窯を案内しました[5]。
十四代中里太郎右衛門の作品はどこで見られ、買えますか?
唐津市町田の中里太郎右衛門陶房 陳列館は9時から17時30分まで開き、水曜・木曜(祝日の場合は翌日)と年末年始が休みです[6]。窯の公式オンラインストアもあります[8]。
陳列館と国指定史跡の唐人町御茶盌窯を見学でき、15名以上の団体は事前予約が必要です[6]。御茶盌窯記念館は入館料400円(高校生以下無料)、10時から17時(入館は16時30分まで)です[6]。
公式サイトの作品ページは、作品を買いたい場合は電話か問い合わせフォームで連絡するよう案内しています[9]。
よくある質問
出典
- 1中里 太郎右衛門の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 2斑唐津皮鯨茶盌(第54回西部伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 3叩き唐津墨雲壺(第53回西部伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 4叩き唐津炭化焼締壺(第63回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 5ABOUT(14代中里太郎右衛門 陶歴)中里太郎右衛門窯・2026年10月7日確認
- 6INFORMATION中里太郎右衛門窯・2026年10月7日確認
- 7歴史 HISTORY中里太郎右衛門窯・2026年10月7日確認
- 8中里太郎右衛門窯中里太郎右衛門窯・2026年10月7日確認
- 9WORKS中里太郎右衛門窯・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- 令和2年度以降の日本工芸会の公募展への出品は、作品一覧では確認できない
- 公式サイトから本人・窯のSNSへのリンクは確認できなかった(Instagramは検索で見つかったが、リンク元が確認できないため載せていない)
- 2026年の個展の予定は未確認
記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。