土と

六代 加藤作助の器|作風・作品・取扱店・出展情報

情報の確認日 2026年9月15日編集部

六代加藤作助は、愛知県瀬戸市赤津町の作助窯の当主で、五代加藤作助の長男・加藤圭史が2025年12月に襲名しました[5][6]。日本工芸会では陶芸・東海支部の正会員で、出品作は黄瀬戸の花器と鉢が中心です[1]。2026年秋の窯での販売日と、取扱店は未確認です。

六代加藤作助の作品として確認できたもの(2026年9月15日に確認。価格は載せていません)
作品名・シリーズ見られる場所素材・技法寸法(公表値)
黄瀬戸条紋花器日本工芸会:第73回日本伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[2]陶芸(分類)、黄瀬戸(作品名の表記)径32.5 高31.7cm[2]
黄瀬戸草花紋鉢「花水木」日本工芸会:第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の作品ページ[3]陶芸(分類)、黄瀬戸(作品名の表記)径31.6 高8.5cm[3]
黄瀬戸条紋大鉢「Ripples」日本工芸会:作品一覧(第57回東海伝統工芸展。中日賞)[1]黄瀬戸(作品名の表記)未確認
黄瀬戸流花紋花器日本工芸会:作品一覧(第72回日本伝統工芸展)[1]黄瀬戸(作品名の表記)未確認
織部流華紋鉢日本工芸会:作品一覧(第51回東海伝統工芸展)[1]織部(作品名の表記)未確認

このページで確認できること

  • 作助窯の所在地と、六代加藤作助(加藤圭史)の襲名の経緯
  • 黄瀬戸の出品作2点の寸法と、美術館の資料による作風の説明
  • 愛知県の登録無形文化財、襲名記念展、窯の里めぐりの記録

六代加藤作助はどこで制作している作家ですか?

愛知県瀬戸市赤津町の作助窯で制作しています[5][7]。赤津窯の里めぐりの案内は、作助窯の所在地を瀬戸市赤津町85としています[7]

古川知足会の襲名記念展の案内によると、作助窯は瀬戸焼の陶祖とされる加藤藤四郎の流れをくむ家系の窯です[5]。江戸中期に加藤作助を名乗り、以後その名を受け継いできたと書かれています[5]

六代を襲名したのは、五代加藤作助の長男の加藤圭史です[5]。愛知県陶磁美術館の資料は、2025年度に日本工芸会正会員に認定され、同年12月に六代加藤作助を襲名したとしています[6]。日本工芸会の作家ページの表記は「六代 加藤 作助」です[1]

六代加藤作助はどんな作風ですか?

日本工芸会の35作品の多くは黄瀬戸の草花紋鉢・条紋花器で、織部の鉢も含まれます[1]。愛知県陶磁美術館の資料は、近年の「条紋」「流華紋」の作品に触れています[6]

愛知県陶磁美術館の資料は、器体の曲面と刻線文様が響きあう「条紋」「流華紋」の作品を相次いで発表していると説明しています[6]。同じ資料は、東海伝統工芸展への近年の出品は黄瀬戸が中心だとしています[6]

古川知足会の案内は、織部から始まり黄瀬戸へと表現を広げてきた作陶の歩みを紹介しています[5]。作助窯は代々、織部と黄瀬戸を得意としてきたとも書かれています[5]。釉薬の調合や焼成の方法は、公表されたものを確認できていません。

六代加藤作助の器はどのくらいの大きさですか?

日本工芸会の作品ページで2点の寸法を確認しました[2][3]。第73回日本伝統工芸展の黄瀬戸条紋花器は、径32.5cm、高さ31.7cmです[2]

第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の黄瀬戸草花紋鉢「花水木」は、径31.6cm、高さ8.5cmと記載されています[3]。2点とも、作品ページに解説文と受賞の表示はありませんでした[2][3]

赤津窯の里めぐりの作助窯のページには、窯の里めぐり以外の日にも購入に対応すると書かれています[7]。どの作品が買えるか、在庫があるかは未確認です。問い合わせの電話は9時から17時と案内されています[7]

六代加藤作助の経歴と主な受賞

日本工芸会の作家ページに2007年から2026年までの受賞3件が載っています[1]。愛知県の登録無形文化財の認定日は、愛知県陶磁美術館の資料で2023年8月4日です[6]

古川知足会の案内と愛知県陶磁美術館の資料は、1995年に愛知県立芸術大学大学院の彫刻専攻を修了し、生家で作陶を始めたとしています[5][6]。1998年に東海伝統工芸展、翌1999年に日本伝統工芸展に初入選したとも書かれています[5][6]

愛知県陶磁美術館の資料によると、祖父の四代と父の五代も愛知県指定無形文化財の保持者でした[6]。当代の登録は「陶芸 黄瀬戸・織部」の名称です[6]。表の出来事は、美術館と主催者の資料で確認できたものに限っています。

六代加藤作助(加藤圭史)の経歴と受賞(美術館・主催者の資料で確認できたもの)
出来事根拠
1995愛知県立芸術大学大学院 彫刻専攻を修了し、生家で作陶を始める[5][6]
1998東海伝統工芸展に初入選[5][6]
2007第38回東海伝統工芸展で名古屋市長賞[1]
2008第39回東海伝統工芸展で東海伝統奨励賞(丸栄賞)[1]
2023(8月4日)愛知県登録無形文化財「陶芸 黄瀬戸・織部」の保持者に認定[6]
2025(12月)日本工芸会正会員に認定(2025年度)、六代加藤作助を襲名[6]
2026(1月9日〜2月15日)爲三郎記念館で六代加藤作助襲名記念展[5]
2026第57回東海伝統工芸展で中日賞(黄瀬戸条紋大鉢「Ripples」)[1]
2026(令和8年度)第73回日本伝統工芸展に「黄瀬戸条紋花器」を出品[2]

六代加藤作助の作品を見られる催事や展示はありますか?

第73回日本伝統工芸展の愛知展が2026年9月25日から10月5日まで古川美術館・爲三郎記念館で開かれます[8]。黄瀬戸条紋花器が並ぶかは未確認です[2]

2026年1月9日から2月15日には、爲三郎記念館で「六代加藤作助襲名記念展-伝統と革新-」が開かれました[5]。会期中の1月31日と2月1日には、庭園茶室「知足庵」で襲名記念茶会が行われています[4]

赤津 窯元まわし会の「赤津窯の里めぐり」は2026年5月9日・10日に開かれ、参加窯元に作助窯が載っていました[7]。秋の開催やせともの祭への出店は、確認できていません。

六代加藤作助の作品が見られた・見られる予定の催事(2026年9月15日に確認)
時期会場・催事根拠
2026年9月25日〜10月5日第73回日本伝統工芸展 愛知展(古川美術館・爲三郎記念館)。会期は確認済み。黄瀬戸条紋花器の展示は未確認[2][8]
2027年2月17日〜3月7日第73回日本伝統工芸展 広島展(巡回の最終会場)。会期は確認済み。展示は未確認[8]
2026年5月9日・5月10日赤津窯の里めぐり(瀬戸市赤津)。終了。参加窯元に作助窯[7]
2026年1月9日〜2月15日六代加藤作助襲名記念展(爲三郎記念館)。終了した展示[5]
通年(日時は要問い合わせ)作助窯(瀬戸市赤津町)。窯の里めぐり以外の日も購入に対応と案内。見学は未確認[7]

よくある質問

六代加藤作助と加藤圭史は同じ人ですか?
古川知足会と愛知県陶磁美術館の資料は、五代の長男の加藤圭史が六代加藤作助を襲名したと記しています[5][6]。襲名は2025年12月です[6]
作助窯で器を買えますか?
赤津窯の里めぐりの作助窯のページは、窯の里めぐり以外でも購入に対応すると案内しています[7]。取り扱う作品と在庫は未確認のため、事前の電話が必要です。
六代加藤作助の黄瀬戸の鉢の大きさは?
第54回伝統工芸陶芸部会展の黄瀬戸草花紋鉢「花水木」は、径31.6cm、高さ8.5cmと公表されています[3]

出典

  1. 1
    六代 加藤 作助の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  2. 2
    黄瀬戸条紋花器(第73回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  3. 3
    黄瀬戸草花紋鉢「花水木」(第54回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  4. 4
  5. 5
    六代 加藤作助襲名記念展 伝統と革新(取材のお願い)公益財団法人古川知足会・2026年9月15日確認
  6. 6
    愛知県指定・登録無形文化財の工芸技術愛知県陶磁美術館・2026年9月15日確認
  7. 7
    作助窯赤津 窯元まわし会(赤津窯の里めぐり)・2026年9月15日確認
  8. 8
    第73回日本伝統工芸展公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認

確認できていないこと

  • 作助窯の営業日・見学の可否は未確認(赤津窯の里めぐりのページは購入対応と電話受付時間のみ)
  • 2026年秋の赤津窯の里めぐり・せともの祭への参加は未確認
  • 日本工芸会の一覧の2007年・2008年の受賞は「六代 加藤 作助」のページに載っているが、当時は加藤圭史の名での出品とみられ、出品名は未確認
  • 第73回日本伝統工芸展の愛知展ほか巡回会場で黄瀬戸条紋花器が展示されるかは未確認
  • 取扱店(百貨店の美術画廊など)での作品の確認はできていない

記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。