金重晃介は、人間国宝・金重陶陽の三男で、岡山県備前市香登に窯を築いた備前焼の陶芸家です[1][2]。東京藝術大学大学院で彫刻を学び、現代的な造形感覚で備前焼の可能性を広げたと倉敷市立美術館は紹介しています[2]。2012年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました[1][2]。
目次(6項目)
金重晃介はどこで制作している作家ですか?
1982年に岡山県備前市香登に窯を築いた備前焼の陶芸家です[1][2]。1943年に金重陶陽の三男として備前市伊部に生まれました[1]。
1970年に東京藝術大学大学院彫刻科を修了し、翌年から1977年まで東海大学教養学部の講師を務めました[1][2]。1975年に陶芸の作品を発表し始め、1977年に伊部へ帰郷しています[1]。
父の金重陶陽は、重要無形文化財「備前焼」の保持者に認定された陶芸家です[5]。
金重晃介はどんな作品を作っていますか?
彫刻を学んだ経歴を生かし、陶彫や陶壁を含む造形的な作品を作っています[1]。倉敷市立美術館は、現代的な造形感覚で備前焼の可能性を広げた作家と紹介しています[2]。
1991年には福井県宮崎村(現在の越前町)で陶彫を、岡山市の損保ジャパンビルで陶壁《光と風と》を制作しました[1]。1997年には広島県廿日市市のさくらピアに陶壁《光と風と海と》を制作しています[1]。
茶の湯の造形にも取り組み、1988年と1990年に田部美術館大賞「茶の湯の造形展」で優秀賞を受けました[1]。
金重晃介は重要無形文化財の保持者ですか?
2012年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されています[1][2]。2024年には備前市名誉市民となりました[1]。
2014年には第66回岡山県文化賞を受けています[1]。国の重要無形文化財「備前焼」の保持者に認定されたのは、父の金重陶陽です[5]。
金重晃介の陶歴と主な受賞
1994年に1993年度日本陶磁協会賞、2006年に岡山県文化奨励賞を受けました[1][2]。山陽新聞賞(文化功労)も受けています[1][2]。
2005年には米国ボストン美術館ほかを巡回した「Contemporary Clay Japanese Ceramics for the New Century」展に出品しました[1]。2000年には東京国立近代美術館工芸館の「うつわをみる―暮らしに息づく工芸」展にも出品しています[1]。
金重晃介の作品はどこで見られますか?
倉敷市立美術館がコレクション作家として紹介しています[2]。岡山市の損保ジャパンビルと廿日市市のさくらピアには陶壁があります[1]。
備前市美術館の開館記念特別展「備前の現代陶芸:至極の逸品」(2025年7月12日〜12月25日)に出品作家として名を連ねました[3]。2019年には益子陶芸美術館の企画展「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」の現代の備前焼の章にも出品しています[4]。
よくある質問
出典
- 1金重 晃介 KANESHIGE Kosuke(陶歴)備前市美術館・2026年10月7日確認
- 2金重 晃介(かねしげ こうすけ)倉敷市立美術館・2026年10月7日確認
- 3備前の現代陶芸:至極の逸品備前市美術館・2026年10月7日確認
- 4企画展 The 備前 ―土と炎から生まれる造形美―益子陶芸美術館・2026年10月7日確認
- 5金重 陶陽の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- 山陽新聞賞(文化功労)の受賞年が、備前市美術館の陶歴は1999年、倉敷市立美術館は1995年
- 本人の公式サイト・常設の取扱店・工房の見学の可否は未確認
- 陶壁のある建物で一般の人が見られるかは未確認
記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。