工藤和彦は、北海道旭川市東山に工房を置く陶芸家です[5]。北海道剣淵町の粘土を使った「黄粉引」を中心に、白樺の灰を使う白樺刷毛目や白樺ホワイトなどの器を作っています[2][3]。直営のギャラリー「ウラヤマクラシテル」と東京などの取扱店で扱われ、2026年10月以降も各地で個展が予定されています[4][5]。
目次(7項目)
公式の案内工藤和彦のうつわ(本人サイト)ほか1件
工藤和彦はどこで制作している陶芸家ですか?
北海道旭川市東山に工房があります[5]。神奈川県生まれで、1996年に北海道剣淵町で独立し、2002年に旭川市東山へ移りました[1]。
工藤和彦は1970年に神奈川県で生まれました[1]。1988年に信楽焼の神山清子・神山賢一に師事し、穴窯での薪焼成や釉薬の調合を学びました[1]。
1993年に北海道剣淵町の福祉施設に窯業の指導員として招かれ、地元の粘土の研究を始めました[1]。1996年に独立して剣淵町に工房を設け、2001年に当麻町、2002年に旭川市東山へ移りました[1]。
工藤和彦はどんな器を作っていますか?
皿・鉢・片口・カップ・そば猪口・土瓶など、日々の料理に使う器が中心です[3][8]。蹴りロクロを中心に、昔ながらの簡素な形を基本にしています[3]。
形は昔ながらの機能的で簡素なものを基本にしています[3]。料理を盛ったときの見え方を考えて、形と寸法を決めています[3]。
アートスペース油亀の白樺ホワイト平片口7寸鉢は、直径約22.5〜23.0cm、高さ約6.0cmです[6]。緑粉引刻線8寸リム皿は直径約23.4cm、高さ約3.7cmです[7]。
2003年には「黄粉引平片口鉢」が、うつわの全国公募展で「栗原はるみ」大賞に選ばれました[1]。この片口のシリーズは、のちにクラフトセンタージャパンの選定品にもなりました[1]。
工藤和彦の黄粉引・白樺・緑粉引は何が違いますか?
黄粉引は粘土の鉄分で黄色を出す粉引、白樺の2種は白樺の灰や白い泥を使うシリーズ、緑粉引は10年の研究で作った緑の粉引です[2][3]。
黄粉引は、黄砂に含まれる鉄分を生かして調合し、粉引の技法で仕上げる独自の技法です[3]。粘土と表面の泥の縮み方の違いから、細かなひびが入ります[3]。底の赤は、ホタテやカキの貝殻にのせて焼くことで出る色です[3]。
粘土は北海道剣淵町に堆積したもので、年代測定では2億年前のものとされています[3]。本人がシャベルで手掘りしています[3]。
釉薬には、ナラやシラカバなど地域の広葉樹を燃やした木灰を使います[3]。オホーツク海の浜で集めた石や、渚滑川の石を砕いた釉薬のシリーズもあります[2][8]。
工藤和彦の器はどこで見られますか、買えますか?
直営のギャラリー「ウラヤマクラシテル」(旭川市東山)と、東京・京都・岡山などの取扱店で扱われています[4]。
ウラヤマクラシテルは、旧旭川温泉の建物を改修して2017年に設けたギャラリーです[1]。営業日は、ウラヤマクラシテルのホームページで案内されています[4]。
東京の取扱店は、暮らしのうつわ花田、帝、器まるかく、うつわ御結、courage de vivre です[4]。京都のセカンドスパイスと、岡山のアートスペース油亀も取扱店です[4]。在庫は店ごとに違うため、欲しい品は各店に問い合わせてください。
工藤和彦の個展・展示の予定は?
2026年10月31日〜11月8日に弟子屈の山椒、12月12日〜20日に岡山のアートスペース油亀で個展が予定されています[5]。
2026年9月23日〜29日には日本橋三越本店アートスクエアで個展がありました[5]。10月1日〜10日は上海のsangu_galleryでの個展です[5]。
2027年は1月13日〜18日の暮らしのうつわ花田から、東京・金沢・札幌などで個展が続きます[5]。本人サイトは、日程が変わることがあると注記しています[5]。
| 時期 | 会場 | 根拠 |
|---|---|---|
| 2026年9月23日〜29日 | 日本橋三越本店アートスクエア(東京)。終了 | [5] |
| 2026年10月1日〜10日 | sangu_gallery(上海) | [5] |
| 2026年10月31日〜11月8日 | 山椒(北海道弟子屈町) | [5] |
| 2026年12月12日〜20日 | アートスペース油亀(岡山) | [5] |
| 2027年1月13日〜18日 | 暮らしのうつわ花田(東京) | [5] |
| 2027年3月2日〜20日 | 八雲茶寮(東京) | [5] |
| 2027年4月 | 花のアトリエこすもす(金沢) | [5] |
| 2027年5月12日〜17日 | 札幌三越(本人サイトの地域表記は「東京」) | [5] |
| 2027年5月29日〜6月6日 | courage de vivre(東京) | [5] |
| 2027年9月 | SISIRI(東京) | [5] |
工藤和彦の経歴
信楽で修業したのち北海道へ移り、1996年に独立しました[1]。2015年に登り窯を完成させ、2017年にギャラリーを設けています[1]。
個展は1998年の横浜「いつこう」が最初です[1]。三越札幌・三越仙台・西武池袋本店のアートギャラリーなどで、くり返し個展を開いています[1]。
| 年 | 出来事 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1970 | 神奈川県に生まれる | [1] |
| 1988 | 信楽焼の神山清子・神山賢一に師事 | [1] |
| 1993 | 北海道剣淵町の福祉施設に窯業の指導員として着任 | [1] |
| 1996 | 独立し、剣淵町に自宅兼工房を設ける | [1] |
| 1998 | 横浜「いつこう」で初個展 | [1] |
| 2001 | 当麻町に移り、黄粉引が完成 | [1] |
| 2002 | 旭川市東山に移る | [1] |
| 2003 | 「黄粉引平片口鉢」が「栗原はるみ」大賞 | [1] |
| 2013 | フランスの陶磁器の催事 Tupiniers du Lyon に参加 | [1] |
| 2015 | 登り窯を完成させ、薪窯焼成を始める | [1] |
| 2017 | 旧旭川温泉を「ウラヤマクラシテル」と名づけ、ギャラリーを設ける | [1] |
よくある質問
出典
- 1Profile工藤和彦のうつわ(本人サイト)・2026年10月7日確認
- 2Work / Portfolio工藤和彦のうつわ(本人サイト)・2026年10月7日確認
- 3About工藤和彦のうつわ(本人サイト)・2026年10月7日確認
- 4Shop工藤和彦のうつわ(本人サイト)・2026年10月7日確認
- 5Contact工藤和彦のうつわ(本人サイト)・2026年10月7日確認
- 6工藤和彦 白樺ホワイト平片口7寸鉢アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 7工藤和彦 緑粉引刻線8寸リム皿アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 8作家でえらぶ > 工藤 和彦アートスペース油亀・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- 2027年5月12日〜17日の個展は、本人サイトで地域表記が「東京」、会場名が「札幌三越」となっており、どちらが正しいか未確認
- 2027年4月の花のアトリエこすもす、9月のSISIRIの個展は日付が未発表
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