矢尾板克則は、新潟県長岡市に工房を構える陶芸家です[1][2]。色化粧を塗り重ねて剥がす「剥離」の技法で、懐かしい色合いのカップや皿と、「小屋」「ハリボテ」などのオブジェを作っています[1][3]。うつわ祥見やアートスペース油亀などで扱われ、2026年はうつわ祥見KAMAKURAなどで個展が開かれました[2][3][9]。
目次(6項目)
公式の案内矢尾板克則(本人のInstagram @yaoita_katsunori)ほか4件
矢尾板克則はどこで制作している陶芸家ですか?
新潟県長岡市高島町で制作しています[1]。1969年に長岡で生まれ、1995年に実家の隣の倉庫を改築して工房を構えました[1][4]。
1991年に武蔵野美術短期大学陶磁科を卒業し、熊本の陶芸家・山本幸一のもとで2年間修業しました[1][3]。1993年から武蔵野美術大学の陶磁研究室に勤めたのち、長岡に戻っています[5]。
1998年に日本クラフト展で優秀賞を受けました[3]。
矢尾板克則はどんな器を作っていますか?
色化粧の器とオブジェを作っています[2]。カップ・皿・ポットなどの器に、中間調の懐かしい色合いや、猫・ギターなどのドローイングが入ります[1][2][9]。
縁に文様が入った「フリルカップ」や、少し大きい「フリルボウル」のシリーズがあります[1]。うつわ祥見と組んだ「うつわラジオ」のプロジェクトでは、ギターマグカップやそば猪口を作っています[9]。
油亀の色絵カレー皿 大は直径約22.0cm・高さ約5.0cm、小は直径約20.3cm・高さ約4.5cmです[6][7]。
矢尾板克則の「剥離」とはどんな技法ですか?
色化粧を何色か塗り重ね、乾く途中で表面を剥がして、下の色や絵を浮かび上がらせる技法です[1][3]。風化したような表情になります[3]。
泥絵具のような化粧土を塗っては乾かすのを繰り返し、土が乾いて縮むときに手を加えると、ひび割れた質感が生まれます[1]。剥がし終えてから窯で焼きます[1]。
もとは化粧土がたまたま剥がれた失敗から生まれた技法です[1]。同じ色や柄を重ねても、一つとして同じ仕上がりにはなりません[1]。
矢尾板克則はどんなオブジェを作っていますか?
新潟でよく見かける小屋をかたどった「小屋」や、中が空洞の「ハリボテ」のシリーズです[1][5]。
「ハリボテ」は、骨組みに厚さ1〜2mmの薄い土の板を貼り合わせた作品で、2011年の東日本大震災をきっかけに生まれました[5]。初めは山や棚田の地形をモチーフにし、のちに家・庇・車などに広がりました[5]。
2024年3月には東京・代官山のgallery ON THE HILLで「ハリボテ」展が開かれました[5]。
矢尾板克則の器はどこで見られますか、買えますか?
鎌倉のうつわ祥見、岡山のアートスペース油亀、水犀などで扱われています[2][3][4]。2026年は、うつわ base FUURO(5月)、うつわ祥見KAMAKURA(7月)、中国のAOARASI(8月)で個展が開かれました[10][9][11]。
うつわ祥見KAMAKURAの「うつわラジオの夏休み」展は、2026年7月11日から19日まで開かれました[9]。展示の予定は本人のInstagramで告知されています[9][10][11]。
Instagram矢尾板克則の作品(Instagramより)
よくある質問
出典
- 1自然な流れに身を委ね、自由に境界を越える。陶芸作家・矢尾板克則さんの“ズレてる”生き方長岡市(な!ナガオカ)・2026年10月7日確認
- 2矢尾板克則 Katsunori Yaoitaうつわ祥見・2026年10月7日確認
- 3作家でえらぶ > 矢尾板 克則アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 4矢尾板克則・YAOITA Katsunori水犀・2026年10月7日確認
- 5陶芸家 矢尾板克則「ハリボテ」展一般社団法人オンザヒル(PR TIMES)・2026年10月7日確認
- 6矢尾板克則 色絵カレー皿 大アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 7矢尾板克則 色絵カレー皿 小アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 8矢尾板克則 筒湯呑アートスペース油亀・2026年10月7日確認
- 9うつわラジオの夏休み展のお知らせ矢尾板克則(本人のInstagram @yaoita_katsunori)・2026年10月7日確認
- 10yaoita katsunori exhibition(うつわ base FUURO)矢尾板克則(本人のInstagram @yaoita_katsunori)・2026年10月7日確認
- 11AOARASIでの個展のお知らせ矢尾板克則(本人のInstagram @yaoita_katsunori)・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- 2026年10月以降の個展の予定は未確認
- うつわ base FUUROの所在地は未確認
記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。