土と

引越しで食器はどう梱包する?引越・物流事業者が案内する包み方と詰め方

情報の確認日 2026年9月15日編集部

引越しで食器を運ぶときは、1枚ずつ包み、段ボールに立てて入れ、すき間に緩衝材を詰める方法を、アート引越センターとヤマト運輸が案内しています[3][1]。日本通運は、割れ物は重くなりやすいため小さな段ボールに入れるとよいとしています[4]。器メーカーが引越し用に示した梱包方法は、今回確認できませんでした。

食器の梱包について引越・物流事業者と器メーカーが示している方法(2026年9月15日に公式ページで確認)
対象行為判断条件根拠
皿(アート引越センター)紙資材で1枚ずつ包み、段ボールに立てて入れる可(案内)四隅から順に内に折って包み、テープで止める。すき間に緩衝材[3]
皿(ヤマト運輸・宅急便の梱包方法)緩衝材で包み、寝かせずに立てて詰める可(案内)緩衝材の中央に置き、四方を折りたたんでテープで止める[1]
コップ類(アート引越センター)1つずつ包み、逆さまに立てて入れる可(案内)ふたがあるものは本体と別々に包む。すき間に緩衝材[3]
割れ物(日本通運)包まずにそのまま段ボールに入れる不可ぶつかり合って割れるおそれ。個々に新聞紙などで包む[4]
割れ物を入れる段ボール(日本通運)大きな段ボールにまとめて入れる条件付き(小さな段ボールを勧める)重量が重くなりやすい。箱の底にも新聞紙などを敷く[4]
詰め終えた段ボール(ヤマト運輸)軽くゆすり、動く食器がないか確かめる可(案内)食器が動かなくなるまで周りに緩衝材を詰める[1]
宅急便で送るワレモノ(ヤマト運輸)送り状の品名の「ワレモノ」に○をつけて伝える可(案内)営業所またはセールスドライバーへ伝える。ワレモノシールが貼られる[2]
包丁などの刃物(アート引越センター)刃の部分を厚紙で巻いてテープで止める可(案内)抜けないように止める[3]
ニッコーの製品運搬する条件付き可足元に落とさないよう注意[6]
運んだ後の器(土岐市の資料)外見で傷がないことだけを確かめて使う未確認運搬中の衝撃でヒビや割れ。見えにくい小さなキズで急に割れることも[5]

このページで確認できること

  • 皿・コップ・刃物の包み方と、段ボールへの入れ方
  • 段ボールの大きさ、底やすき間の緩衝材、詰め終えた後の確かめ方
  • 運んだ後に器について確かめることと、確認できなかったこと

引越しで食器はどう包む?

1枚ずつ、1つずつ包みます。アート引越センターは紙資材で1枚1枚包み、日本通運は割れ物を個々に新聞紙などで包むよう案内しています[3][4]

アート引越センターは、皿は食器を梱包する紙資材に1枚1枚包み、四隅から順に内に折って包み、最後にテープで止めるとしています[3]。日本通運の引越用語集は、割れ物はそのまま段ボールに入れるとぶつかり合って割れるおそれがあるため、個々に新聞紙などで包む必要があると書いています[4]

ヤマト運輸の宅急便の梱包方法は、皿を緩衝材の中央に置き、四方を折りたたむように包み、最後にセロハンテープで止めるとしています[1]。ワレモノは新聞紙やエアーキャップなどの緩衝材で包み、段ボールなど輸送に適した梱包にするよう案内しています[2]

ヤマト運輸の案内は宅急便で送る場合のもので、引越しの作業を対象にしたものではありません。包み方の考え方は、引越し事業者の案内と共通しています[1][3]

皿は立てて入れる?寝かせて入れる?

アート引越センターとヤマト運輸は、包んだ皿を段ボールに立てて入れるよう案内しています。ヤマト運輸は、食器類は寝かせず立てて敷き詰めるとしています[3][1]

アート引越センターは、包んだ皿をダンボールに立てて入れ、すき間には緩衝材を詰めるとしています[3]。ヤマト運輸も、食器類は寝かせずに立てて敷き詰めるよう書いています[1]

日本通運の用語集には、皿を立てるか寝かせるかの記載はありませんでした[4]。立てて入れる理由を説明した記載は、確認した3社のページには見当たりませんでした。

コップや湯呑、ふたのある器は?

アート引越センターは、コップ類は1つずつ包み、ふたがあるものはふたと本体を別々に包んで、ダンボールに逆さまに立てて入れるよう案内しています[3]

アート引越センターは、コップ類を食器を梱包する紙資材に1つずつ包み、ふたがあるものは別々に包むとしています[3]。ダンボールには逆さまに立てて入れ、すき間には緩衝材を詰めるよう書いています[3]

湯呑、急須、土鍋など、和食器に多い形の器を個別に扱った案内は、今回確認した事業者のページにはありませんでした。ふたのある器は、コップ類の案内にならって本体とふたを分けて包みます。

段ボールの大きさと詰め方は?

日本通運は、割れ物は重くなりやすいので小さな段ボールに入れ、底にも新聞紙などを敷くとよいとしています。ヤマト運輸は、詰めた後に箱をゆすって動く食器がないか確かめるよう案内しています[4][1]

日本通運は、ダンボールの底にも新聞紙を敷くなど割れないよう配慮し、重量が重くなりやすいため梱包の際は小さなダンボールに入れるとよいとしています[4]

ヤマト運輸は、食器を詰め終わったらダンボールを軽くゆすり、動く食器がないか確認するよう書いています[1]。食器が動かなくなるまで、周りに緩衝材を敷き詰めるとしています[1]。ワレモノが動かないよう緩衝材などで隙間を埋めることは、同社のよくある質問でも案内しています[2]

1箱に入れる重さの上限を数値で示した案内は、確認したページにはありませんでした。箱の大きさや重さの目安は、依頼する引越し事業者に確認します。

引越し業者の食器専用の資材は使える?

アート引越センターは、繰り返し使える食器専用の梱包資材「エコ楽ボックス」を無料でレンタルしているとしています。利用の条件は、確認したページには書かれていませんでした[3]

アート引越センターのよくある質問では、食器の梱包の回答の中で、繰り返し使えるエコロジーな食器専用の梱包資材として、エコ楽ボックスの無料レンタルを紹介しています[3]

ほかの事業者が同じような資材を用意しているか、どの料金プランで使えるかは、今回確認していません。見積もりの際に、食器用の資材の有無と、梱包をどちらが行うかを確認します。

運んだ後、器について確かめることは?

土岐市の資料は、運搬中の衝撃でヒビが入ったり割れたりすることがあり、見えにくい小さなキズから使ううちに急に割れることもあるとしています[5]

土岐市の「美濃焼の上手なつかいかた」は、ヒビや割れにつながる扱いとして、運搬中の衝撃、器同士のこすれ、無理な積み重ねを挙げています[5]。硬いものにぶつけると肉眼では見えにくい小さなキズができ、気づかないまま使ううちに急に割れることもあると説明しています[5]

器メーカーの案内では、ニッコーが製品を運搬する際に足元に落とさないよう注意を促しています[6]。荷ほどきの後にひびや欠けが見つかった器の扱いは、ひび・欠けのページで作り手ごとの案内を整理しています。

よくある質問

新聞紙がないときは、何で包む?
ヤマト運輸は、新聞紙やエアーキャップなどの緩衝材で包むよう案内しています[2]。アート引越センターは、食器を梱包する紙資材で包むとしています[3]
宅急便で器を送るときも同じ包み方でよい?
ヤマト運輸の宅急便の梱包方法は、皿を1枚ずつ包み、立てて詰め、隙間を緩衝材で埋める手順です[1]。送り状の品名の「ワレモノ」に○をつけて伝えるよう案内しています[2]
作家ものなど高価な器は、どう運ぶ?
器メーカーや作家が引越し用に梱包方法を示した公式の案内は、今回確認できませんでした。補償の条件や専用資材の有無を、依頼する事業者に確認します。

出典

  1. 1
    食器・お皿(宅急便)の梱包方法ヤマト運輸・2026年9月15日確認
  2. 2
  3. 3
    「食器の梱包は?」:お客さまから寄せられたご質問アート引越センター・2026年9月15日確認
  4. 4
    割れ物(引越用語集)日本通運(NXの国内引越サービス)・2026年9月15日確認
  5. 5
    美濃焼の上手なつかいかた土岐市(美濃焼振興室・土岐市立陶磁器試験場)・2026年9月15日確認
  6. 6
    ショッピングガイドニッコー・2026年9月15日確認

確認できていないこと

  • 器メーカー・窯元が引越し用の梱包方法を案内した公式ページは未確認
  • 湯呑・急須・土鍋など和食器に多い形の器の個別の梱包方法は、事業者のページで未確認
  • 1箱あたりの重さの上限や箱の大きさの目安を数値で示した事業者の案内は未確認
  • アート引越センターのエコ楽ボックスの利用条件は未確認

記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。