土と

吉田幸央の器|作風・作品・取扱店・出展情報

情報の確認日 2026年9月15日編集部

吉田幸央は石川県小松市高堂町の九谷焼上絵付の窯元、錦山窯の四代です[4]。日本工芸会では陶芸・石川支部の正会員で、出品作は彩色金襴手の鉢・壷・花器が中心です[1]。窯は2026年10月9日から13日まで東京のAXISギャラリーで開窯120周年記念展を開きます[7]。四代になった年は窯のサイト内で食い違いがあります。

吉田幸央の作品として確認できたもの(2026年9月15日に各サイトを確認。価格は載せていません)
作品名・シリーズ見られる場所素材・技法寸法(公表値)
彩色金襴手鉢「星彩」日本工芸会:第73回日本伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[2]陶芸(分類)、彩色金襴手(作品名の表記)径55.0 高13.0cm[2]
彩色金襴手壷日本工芸会:第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の作品ページ[3]陶芸(分類)、彩色金襴手(作品名の表記)径17.0 高21.0cm[3]
緑彩金襴手鉢「待宵」日本工芸会:作品一覧(第69回日本伝統工芸展)[1]緑彩・金襴手(作品名の表記)未確認
金襴手彩色皿日本工芸会:作品一覧(第57回日本伝統工芸展。高松宮記念賞)[1]金襴手・彩色(作品名の表記)未確認
金襴手彩四色花器日本工芸会:作品一覧(第53回伝統工芸陶芸部会展)[1]金襴手・彩色(作品名の表記)未確認

このページで確認できること

  • 錦山窯の所在地・代々の当主と、吉田幸央の略歴
  • 彩色金襴手の技法について窯が説明している内容と、出品作の寸法
  • 2026年の錦山窯の展覧会と、窯への訪問の条件

吉田幸央はどこで制作している作家ですか?

石川県小松市高堂町の錦山窯で制作しています[4][6]。錦山窯は1906年に初代吉田庄作が開業した、九谷焼の上絵付を専業とする窯元です[4]

錦山窯の公式サイトは、代々の当主を初代庄作、二代清一、三代美統、四代幸央と紹介しています[4]。作家ページには、三代の吉田美統と吉田るみこも載っています[5]

日本工芸会の作家ページでは、吉田幸央(よした ゆきお)は陶芸・石川支部と陶芸部会の正会員です[1]。同じ日本工芸会の石川支部の名簿には三代の吉田美統も載っているため、代と名前を分けて確認しました[1][5]

吉田幸央はどんな作風ですか?

日本工芸会の75作品は、金襴手彩色・彩色金襴手の鉢や花器、水指、陶筥が中心です[1]。窯のサイトは、上絵具の色を重ねる技法と金彩・金箔を組み合わせると説明しています[5]

錦山窯の作家ページによると、吉田幸央は上絵具の色を重ねていく技法を洋絵具で応用しています[5]。撥水剤を素地づくりに使って表面に凹凸をつけ、磁器で土もののような質感を表すとも書かれています[5]

同じページは、伝統的な金彩と金箔を重ねていると説明し、将来は釉裏金彩の開発を目指すとしています[5]。窯の紹介では、吉田幸央が彩色金襴手の表現を担っていると書かれています[4]

吉田幸央の器はどのくらいの大きさですか?

日本工芸会の作品ページで2点の寸法を確認しました[2][3]。第73回日本伝統工芸展の彩色金襴手鉢「星彩」は、径55.0cm、高さ13.0cmです[2]

第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の彩色金襴手壷は、径17.0cm、高さ21.0cmと記載されています[3]。2点とも、作品ページに解説文と受賞の表示はありませんでした[2][3]

錦山窯の公式サイトには、オンラインショップへのリンクがあります[8]。ショップの商品と在庫はこのページでは開いておらず、販売中の作品は未確認です。金彩の器を電子レンジや食洗機で使えるかは、製品ごとの表示で確かめる必要があります。

吉田幸央の経歴と主な受賞

錦山窯の作家ページに1960年から2010年までの略歴があります[5]。2010年の日本伝統工芸展高松宮記念賞は、日本工芸会の記録でも確認できます[1]

錦山窯の略歴では、1982年に金沢美術工芸大学を卒業し、石川県立九谷焼技術研修所を経て1988年に錦山窯に入ったとされています[5]。日本工芸会の作家ページには、石川の伝統工芸展での受賞が2015年から2018年まで3件並んでいます[1]

四代になった年は、錦山窯の作家ページが2009年、窯の紹介ページが2007年と読めました[4][5]。どちらが正しいか確認できていないため、下の表では両方を併記しています。1985年の朝日陶芸展と1992年の伝統九谷焼工芸展の受賞は、主催者の記録で未確認です。

吉田幸央の経歴と受賞(錦山窯の公式サイトと日本工芸会の記録で確認できたもの)
出来事根拠
1960石川県小松市に生まれる(窯の略歴)[5]
1986石川県立九谷焼技術研修所を卒業(窯の略歴)[4][5]
1988錦山窯に入る(窯の略歴)[4][5]
2007または2009錦山窯の四代となる(窯のサイト内で年が食い違い)[4][5]
2010第57回日本伝統工芸展で高松宮記念賞(金襴手彩色皿)[1][5]
2015第56回石川の伝統工芸展で奨励賞[1]
2016第57回石川の伝統工芸展で金沢市長賞[1]
2018第59回石川の伝統工芸展で日本工芸会賞[1]
2026(令和8年度)第73回日本伝統工芸展に彩色金襴手鉢「星彩」を出品[2]

吉田幸央の作品は、2026年にどこで見られますか?

錦山窯は2026年10月9日から13日まで、東京・六本木のAXISギャラリーで開窯120周年記念展「旦 ASHITA」を開きます[7]。出品は吉田幸央と案内されています[7]

2026年6月9日から20日には、東京・八雲茶寮で錦山窯の陶展「古今」が開かれ、三代吉田美統と四代吉田幸央が出品しました[7]。第73回日本伝統工芸展の石川展は、2026年10月30日から11月8日まで石川県立美術館で開かれます[9]。石川展で「星彩」が並ぶかは未確認です。

錦山窯の営業時間は9時から17時で、土日祝日は休みと案内されています[6]。訪問を希望する場合は、問い合わせフォームから尋ねるよう書かれています[6]。窯のギャラリースペース「嘸旦 MUTAN」はアポイント制で、予約は3日前までとされています[8]

吉田幸央・錦山窯の展示と訪問の案内(2026年9月15日に確認)
時期会場・催事根拠
2026年10月9日〜10月13日錦山窯 開窯120周年記念展「旦 ASHITA」(AXISギャラリー、東京都港区六本木)。窯の公式サイトで告知あり(2026年9月14日掲載)[7]
2026年10月30日〜11月8日第73回日本伝統工芸展 石川展(石川県立美術館)。会期は確認済み。「星彩」の展示は未確認[2][9]
2026年6月9日〜6月20日錦山窯 陶展「古今」(八雲茶寮、東京都目黒区)。終了した展示[7]
平日9時〜17時(土日祝休み)錦山窯(石川県小松市高堂町)。訪問は問い合わせフォームで事前に相談[6]
予約制嘸旦 MUTAN(錦山窯のギャラリースペース)。アポイント制・3日前までに予約[8]

よくある質問

吉田幸央と吉田美統の関係は?
錦山窯の公式サイトは、吉田美統を三代、吉田幸央を四代の当主として紹介しています[4][5]。2026年6月の陶展「古今」には二人とも出品しました[7]
錦山窯は見学できますか?
錦山窯は、訪問を希望する場合は問い合わせフォームから尋ねるよう案内しています[6]。ギャラリースペースの嘸旦 MUTANはアポイント制です[8]
吉田幸央の大鉢の大きさは?
第73回日本伝統工芸展の彩色金襴手鉢「星彩」は、径55.0cm、高さ13.0cmと公表されています[2]

出典

  1. 1
    吉田 幸央の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  2. 2
    彩色金襴手鉢「星彩」(第73回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  3. 3
    彩色金襴手壷(第54回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認
  4. 4
    錦山窯について錦山窯・2026年9月15日確認
  5. 5
    Artists錦山窯・2026年9月15日確認
  6. 6
    Contact錦山窯・2026年9月15日確認
  7. 7
    Information錦山窯
  8. 8
    嘸旦 MUTAN|錦山窯のギャラリースペース錦山窯(嘸旦 MUTAN)・2026年9月15日確認
  9. 9
    第73回日本伝統工芸展公益社団法人日本工芸会・2026年9月15日確認

確認できていないこと

  • 1985年朝日陶芸展奨励賞・1992年伝統九谷焼工芸展大賞は窯の略歴のみで、主催者の記録では未確認
  • 嘸旦 MUTANの住所表記(〒923.0031)は窯のお問い合わせページの〒923-0031と同じ郵便番号の表記ゆれとみられるが未確認
  • 開窯120周年記念展「旦 ASHITA」の開館時間・入場料は未確認
  • オンラインショップの取扱品目・在庫は開いておらず未確認
  • 第73回日本伝統工芸展の巡回会場で「星彩」が展示されるかは未確認

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