鈴木徹の器|作風・作品・取扱店・出展情報
情報の確認日 2026年9月16日編集部
鈴木徹は岐阜県多治見市在住の陶芸作家で、緑釉と三彩の器を日本伝統工芸展などに出品しています[8][1]。2024年に多治見市無形文化財「織部」の指定を受けました[8]。認定を記念した特別展が2026年12月27日まで美濃焼ミュージアムで開かれます[10]。
| 作品名・シリーズ | 見られる場所 | 素材・技法 | 寸法(公表値) |
|---|---|---|---|
| 三彩角皿 | 日本工芸会:第73回日本伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[2] | 陶芸(分類の表記)、三彩(作品名の表記) | 奥行44.0 幅45.8 高10.5cm[2] |
| 三彩茶埦 | 日本工芸会:第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の作品ページ[3] | 陶芸(分類の表記)、三彩(作品名の表記) | 奥行12.0 幅10.8 高10.3cm[3] |
| 三彩茶埦 | 日本工芸会:第57回東海伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[4] | 陶芸(分類の表記)、三彩(作品名の表記) | 奥行11.9 幅12.7 高11.2cm[4] |
| 三彩鉢 | 日本工芸会:第72回日本伝統工芸展(令和7年度)の作品ページ[5] | 陶芸(分類の表記)、三彩(作品名の表記) | 径51.5 高18.0cm[5] |
| 緑釉香炉 | 日本工芸会:第53回伝統工芸陶芸部会展(令和7年度)の作品ページ[6] | 陶芸(分類の表記)、緑釉(作品名の表記) | 径17.5 高19.8cm[6] |
| 緑釉花器(2010年) | 岐阜県現代陶芸美術館の所蔵品情報[7] | 所蔵館の表記のみ | 41.0×33.0×46.0cm[7] |
このページで確認できること
- 本人公式サイトで年つきに確認できる陶歴と受賞
- 日本工芸会と県立美術館の記録にある作品名・寸法
- 2026年12月27日まで開かれる特別展の会期・料金・休館日
鈴木徹はどこで制作している作家ですか?
本人の公式サイトは、鈴木徹を岐阜県多治見市在住の陶芸作家と紹介しています[8]。1964年に多治見市に生まれたと陶歴に記載されています[8]。
多治見市美濃焼ミュージアムの特別展の案内も、鈴木徹が1964年に多治見市に生まれたと書いています[10]。同じ案内は、祖父が窯業技師の鈴木道雄、父が「志野」の技法で重要無形文化財保持者となった陶芸家の鈴木藏だとしています[10]。
日本工芸会の作家ページでは、分野が陶芸、会員区分が正会員、所属が東海支部・陶芸部会と表示され、85作品が並びます[1]。内訳は日本伝統工芸展31点、支部展34点、陶芸部会展20点です[1]。
本人の陶歴には、1987年に龍谷大学文学部史学科を卒業し、1988年に京都府立陶工職業訓練校の成形科を卒業したと書かれています[8]。1997年に日本工芸会正会員となったとも記載されています[8]。
鈴木徹はどんな作風ですか?
日本工芸会に載る作品名は、緑釉と三彩が大半を占めます[1]。鉢・花器・香炉・水指・茶埦・角皿と、形は幅広く出品されています[1]。
近年の出品を見ると、第73回日本伝統工芸展が三彩角皿、第72回が三彩鉢、第53回伝統工芸陶芸部会展が緑釉香炉です[2][5][6]。作品名の頭に付く語が緑釉から三彩へ広がっていることが、一覧から読み取れます[1]。
2024年に多治見市無形文化財「織部」の指定を受けたと本人の陶歴にあります[8]。美濃焼ミュージアムの特別展は「多治見市指定 無形文化財「織部」保持者認定記念 鈴木徹展 ―緑釉の展開―」という名称です[10]。
岐阜県現代陶芸美術館は2010年の「緑釉花器」を所蔵し、寸法を41.0×33.0×46.0cmと記載しています[7]。釉薬の調合や焼成方法について、公表された説明は確認できていません。
鈴木徹の器はどのくらいの大きさですか?
日本工芸会の作品ページで5点、県立美術館の所蔵品情報で1点の寸法を確認しました[2][3][4][5][6][7]。
第73回日本伝統工芸展の三彩角皿は、奥行44.0cm・幅45.8cm・高さ10.5cmです[2]。第72回日本伝統工芸展の三彩鉢は径51.5cm・高さ18.0cmで、大きな器が続きます[5]。
一方、第54回伝統工芸陶芸部会展の三彩茶埦は奥行12.0cm・幅10.8cm・高さ10.3cm、第57回東海伝統工芸展の三彩茶埦は奥行11.9cm・幅12.7cm・高さ11.2cmです[3][4]。東海伝統工芸展の作品ページには審査委員の表示があります[4]。
本人の陶歴には、百貨店の美術画廊やギャラリーでの個展が毎年のように並びます[8]。ただし常設の取扱店の一覧はなく、在庫は断定できません[8]。
鈴木徹の経歴と主な受賞
日本工芸会の受賞歴の欄に8件が年つきで並びます[1]。本人の公式サイトの陶歴とほぼ一致しますが、2008年の展覧会名の表記が異なります[1][8]。
日本工芸会は2008年の受賞を「第36回 伝統工芸陶芸部会展 日本工芸会賞」と記し、本人の陶歴は「第36回新陶芸展「日本工芸会賞」受賞」と書いています[1][8]。同じ賞を指している可能性が高いものの、どちらが現在の正式名称かは確認できていません。
本人の陶歴には、2003年の第50回日本伝統工芸展の新人賞の受賞作「緑釉鉢」が兵庫県立陶芸美術館に、2005年の第1回菊池ビエンナーレ大賞の受賞作「緑釉鉢」が菊池寛実記念智美術館に収蔵されたと書かれています[8]。
そのほか、2012年に平成23年度岐阜県伝統文化継承功績者顕彰、2016年に平成27年度日本陶磁協会賞、2025年に令和6年度岐阜県芸術文化顕彰が挙げられています[8]。2017年には第64回日本伝統工芸展の「緑釉花器」が宮内庁買上になったとも記載されています[8]。
| 年 | 出来事 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1964 | 岐阜県多治見市に生まれる | [8][10] |
| 1987 | 龍谷大学文学部史学科を卒業 | [8] |
| 1988 | 京都府立陶工職業訓練校 成形科を卒業 | [8] |
| 1991 | 第38回日本伝統工芸展に入選(以降30回入選) | [8] |
| 1997 | 第44回日本伝統工芸展に入選し、日本工芸会正会員となる | [8] |
| 1999 | 第30回東海伝統工芸展で岐阜県教育委員会賞 | [1][8] |
| 2003 | 第50回日本伝統工芸展で日本工芸会新人賞 | [1][8] |
| 2005 | 第1回菊池ビエンナーレで大賞 | [8] |
| 2008 | 第36回伝統工芸陶芸部会展で日本工芸会賞(本人の表記は「第36回新陶芸展」) | [1][8] |
| 2015 | 第62回日本伝統工芸展でNHK会長賞 | [1][8] |
| 2022 | 第53回東海伝統工芸展で岐阜県教育委員会賞 | [1][8] |
| 2024 | 多治見市無形文化財「織部」指定 | [8] |
| 2025 | 令和6年度岐阜県芸術文化顕彰 | [8] |
鈴木徹の作品を見られる展示は、2026年にありますか?
多治見市美濃焼ミュージアムの特別展が2026年9月12日から12月27日まで開かれます[10]。観覧料は一般500円、休館日は月曜です[10]。
会場は多治見市東町1-9-27の美濃焼ミュージアム、ギャラリーM1です[10]。開館時間は9時から17時までで、入館は16時30分までと案内されています[10]。高校生以下と障害者手帳の交付者、付き添い1名は無料です[10]。
休館日は月曜日で、祝日の場合は翌平日が休みになります[10]。年末年始は12月28日から1月4日まで休館するため、この特別展の最終日は年内の12月27日です[10]。
第73回日本伝統工芸展にも三彩角皿が入選しています[2][9]。この展覧会は東京展のあと各地を巡回し、京都展は2026年10月7日から12日まで京都髙島屋で開かれます[11]。各会場での展示作品は未確認です。
| 会期 | 会場・催事 | 根拠 |
|---|---|---|
| 2026年9月12日〜12月27日 | 多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1/「多治見市指定 無形文化財「織部」保持者認定記念 鈴木徹展 ―緑釉の展開―」。会期・料金・休館日を美術館の案内で確認。公開日より後まで開かれる | [10] |
| 2026年9月2日〜9月15日 | 日本橋三越本店/第73回日本伝統工芸展 東京展。終了。三彩角皿が入選 | [2][9][11] |
| 2026年9月25日〜10月5日 | 古川美術館・爲三郎記念館/第73回日本伝統工芸展 愛知展。会期は確認済み。作品の展示は未確認 | [9][11] |
| 2026年10月7日〜10月12日 | 京都髙島屋/第73回日本伝統工芸展 京都展。会期は確認済み。作品の展示は未確認 | [11] |
| 2026年 | 鈴木 徹 展 ‐破殻‐ 大阪髙島屋、京都髙島屋、ジェイアール名古屋タカシマヤ。本人の陶歴に記載。会期は未確認 | [8] |
よくある質問
- 鈴木徹の器は織部焼ですか?
- 多治見市が指定した無形文化財の名称が「織部」で、2024年に指定を受けたと本人の陶歴にあります[8]。美術館の特別展の名称も「織部」保持者認定記念です[10]。作品名は緑釉や三彩の表記が中心です[1]。
- 鈴木藏とはどういう関係ですか?
- 多治見市美濃焼ミュージアムの案内は、鈴木徹の父を「志野」の技法で重要無形文化財保持者となった陶芸家・鈴木藏としています[10]。祖父は窯業技師の鈴木道雄と書かれています[10]。
- 鈴木徹の作品はどこで買えますか?
- 本人の陶歴には百貨店の美術画廊やギャラリーでの個展が並びますが、常設の取扱店の一覧はありません[8]。購入を考えるときは会場ごとに確認してください。在庫は断定できません。
出典
- 1鈴木 徹の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 2三彩角皿(第73回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 3三彩茶埦(第54回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 4三彩茶埦(第57回東海伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 5三彩鉢(第72回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 6緑釉香炉(第53回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
- 7緑釉花器:作品情報岐阜県現代陶芸美術館・2026年9月16日確認
- 8Profile|陶藝 鈴木徹のホームページ鈴木徹(公式サイト)・2026年9月16日確認
- 9Schedule|陶藝 鈴木徹のホームページ鈴木徹(公式サイト)・2026年9月16日確認
- 10多治見市指定 無形文化財「織部」保持者認定記念 鈴木徹展 ―緑釉の展開―多治見市美濃焼ミュージアム・2026年9月16日確認
- 11第73回日本伝統工芸展公益社団法人日本工芸会・2026年9月16日確認
確認できていないこと
- 2008年の受賞について、日本工芸会は「第36回伝統工芸陶芸部会展」、本人公式サイトは「第36回新陶芸展」と書いており、展覧会名の表記が一致しない
- 本人の陶歴にある2026年の「鈴木 徹 展 ‐破殻‐」(大阪髙島屋・京都髙島屋・ジェイアール名古屋タカシマヤ)の会期は未確認
- 工房の所在地(番地まで)と見学の可否は未確認
- 常設の取扱店は未確認
- 多治見市無形文化財「織部」の指定について、多治見市の告示・指定一覧では未確認(根拠は本人の陶歴と美術館の展覧会名)
- 第73回日本伝統工芸展の巡回各会場で三彩角皿が展示されるかは未確認
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