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神農巌の器|作風・作品・取扱店・出展情報

更新 2026年10月7日情報の確認日 2026年10月7日編集部

神農巌は、滋賀県大津市に窯を構え、青磁の瓶・壺・鉢を作る陶芸家です[5]。磁土の泥漿を筆で塗り重ねる「堆磁」で器の表面に起伏をつけます[2]。2024年に重要無形文化財「青磁」の保持者に認定されました[1][6]。第73回日本伝統工芸展には高さ40.0cmの青磁堆磁瓶を出品しています[2]。

目次(6項目)
  1. 神農巌はどこで制作している作家ですか?
  2. 神農巌の青磁と堆磁は、どんな作風ですか?
  3. 神農巌の器はどのくらいの大きさですか?
  4. 神農巌の陶歴と主な受賞
  5. 神農巌の作品はどこで見られますか?
  6. よくある質問
神農巌の作品例と、見られる場所・素材・技法・寸法(2026年10月7日確認)
作品名・シリーズ見られる場所素材・技法寸法(公表値)
青磁堆磁瓶日本工芸会:第73回日本伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[2]陶芸(分類)、青磁・堆磁(作品解説の表記)径28.5 高40.0cm[2]
青磁鎬瓶日本工芸会:第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の作品ページ[3]陶芸(分類)、青磁・鎬(作品名の表記)奥行16.0 幅16.0 高27.0cm[3]
青磁堆磁線文壺日本工芸会:第72回日本伝統工芸展(令和7年度)の作品ページ[4]陶芸(分類)、青磁・堆磁(作品名の表記)径31.0 高25.0cm[4]
青磁堆磁鉢日本工芸会「わざを伝える」:人間国宝の紹介(第67回日本伝統工芸展)[6]青磁・堆磁(作品名の表記)未確認

公式の案内神農巌ほか1件

神農巌はどこで制作している作家ですか?

1957年に京都府で生まれ、1987年に滋賀県大津市で窯を築いて独立した陶芸家です[5][6]。日本工芸会では陶芸・近畿支部の正会員です[1]。

生年月日は1957年6月12日です[1]。1980年に近畿大学を卒業し、京都市立工業試験場と京都府立陶工職業訓練校で窯業を学びました[5]。

1987年に滋賀県大津市で築窯して独立し、2013年には滋賀県指定無形文化財の保持者に指定されました[5]。日本工芸会では理事・常任理事を務め、第54回伝統工芸陶芸部会展では副部会長として出品しています[3][5]。

神農巌の青磁と堆磁は、どんな作風ですか?

青磁の瓶・壺・鉢が中心で、磁土を泥漿にして筆で何度も塗り重ねる「堆磁」で表面に模様の起伏をつけます[2]。作品名には「堆磁」「鎬」「線文」が使われます[1]。

第73回日本伝統工芸展の青磁堆磁瓶では、工房のフィールドから発想した「生命の根源」を制作テーマに掲げ、今回は女性を表現したと作者が解説しています[2]。ふくよかな形の胴に堆磁で「胎」を表し、しっとりとした温かみのある青磁の釉肌に仕上げています[2]。

公式サイトでは作品を「祈り」と「膨胎」のシリーズ、美術館出品作品に分けて紹介しています[9]。日本工芸会に記録された出品作は76点で、青磁堆磁線文壺のように線の文様を組み合わせた壺もあります[1][4]。

神農巌の器はどのくらいの大きさですか?

第73回日本伝統工芸展の青磁堆磁瓶は径28.5cm・高さ40.0cm、第54回伝統工芸陶芸部会展の青磁鎬瓶は高さ27.0cmです[2][3]。

青磁鎬瓶は奥行・幅とも16.0cm、高さ27.0cmで、令和8年度の陶芸部会展に出品されました[3]。第72回日本伝統工芸展の青磁堆磁線文壺は、径31.0cm・高さ25.0cmの横に広い壺です[4]。

出品作はいずれも鑑賞用の瓶・壺が中心です[1]。食卓用の器を扱う販売先は、個展の会場で確かめてください[5]。

神農巌の陶歴と主な受賞

2009年に日本伝統工芸展で朝日新聞社賞、2011年に日本工芸会会長賞を受け、2012年に紫綬褒章を受章しました[1][5]。2024年に人間国宝に認定されています[6]。

2003年に日本工芸会の正会員になり、第17回日本陶芸展の出品作は兵庫陶芸美術館の買い上げとなりました[5]。2020年には兵庫陶芸美術館で「神農巌―堆磁 生命の根源、そして祈り」が開かれました[5]。

作品は宮内庁、国立工芸館、兵庫陶芸美術館、茨城県陶芸美術館、滋賀県立陶芸の森などに収蔵されています[5]。2025年には京都府綾部市の市民栄誉賞(第一号)を受けました[5][6]。

神農巌の陶歴と受賞(本人公式サイトと日本工芸会の記録による。抜粋)
年出来事根拠
1957(6月12日)京都府に生まれる[1][5]
1987滋賀県大津市で築窯し独立[5][6]
2003日本工芸会正会員となる[5]
2009第56回日本伝統工芸展で朝日新聞社賞[1][5]
2011第58回日本伝統工芸展で日本工芸会会長賞[1][5]
2012紫綬褒章[5][6]
2013滋賀県指定無形文化財保持者に指定[5][6]
2024重要無形文化財「青磁」の保持者に認定[1][6]
2025京都府綾部市の市民栄誉賞(第一号)[5][6]

神農巌の作品はどこで見られますか?

第73回日本伝統工芸展は2027年3月7日まで巡回し、2026年10月14日から18日は大阪髙島屋、11月12日から29日は岡山県立美術館で開かれます[8]。

2026年4月には、京都髙島屋の第55回日本伝統工芸近畿展と、銀座のセイコーハウスホールの「工芸・Kôgeiの創造ー人間国宝展ー」に出品しました[7]。2026年の個展の予定は、公式サイトで「分かり次第お知らせ」とされています[7]。

これまでの個展は日本橋三越本店、大阪髙島屋などで開かれています[5]。青磁堆磁瓶が巡回の各会場に並ぶかは、会場の出品目録で確かめてください[2][8]。

神農巌の作品が見られる展示(2026年10月7日確認)
会期会場・催事根拠
2026年10月7日〜10月12日第73回日本伝統工芸展 京都展(京都髙島屋)。出品作の展示は未確認[8]
2026年10月14日〜10月18日第73回日本伝統工芸展 大阪展(大阪髙島屋)。出品作の展示は未確認[8]
2026年11月12日〜11月29日第73回日本伝統工芸展 岡山展(岡山県立美術館)。出品作の展示は未確認[8]
2026年4月3日〜4月19日工芸・Kôgeiの創造ー人間国宝展ー(セイコーハウスホール)。終了[7]
2026年4月8日〜4月13日第55回日本伝統工芸近畿展(京都髙島屋)。終了[7]

よくある質問

堆磁とはどんな技法ですか?
磁土を泥漿にして、筆で何度も塗り重ねる手法です[2]。神農巌は青磁の器の表面に、この方法で起伏をつけています[2]。
神農巌が人間国宝に認定されたのはいつですか?
2024年に重要無形文化財「青磁」の保持者に認定されました[1][6]。
神農巌の窯はどこにありますか?
1987年に滋賀県大津市で築窯しました[5]。工房の見学を考えるときは、公式サイトの問い合わせ先に可否を確かめてください。

出典

  1. 1
    神農 巌の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  2. 2
    青磁堆磁瓶(第73回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  3. 3
    青磁鎬瓶(第54回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  4. 4
    青磁堆磁線文壺(第72回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  5. 5
  6. 6
    人間国宝 神農 巌(わざを伝える)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  7. 7
  8. 8
    第73回日本伝統工芸展公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
  9. 9

確認できていないこと

  • 日本陶磁協会賞の受賞年が、公式サイトでは2015年、日本工芸会の「わざを伝える」では2014年となっている
  • 工房の見学の可否と、常設の取扱店は未確認
  • 第73回日本伝統工芸展の巡回各会場で青磁堆磁瓶が展示されるかは未確認

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