若尾利貞は、岐阜県多治見市を拠点に、鼠志野の茶碗や大皿を作る美濃の陶芸家です[6][5]。2003年に岐阜県重要無形文化財「志野」の保持者に認定されました[4]。2025年10月11日から11月24日には、岐阜県現代陶芸美術館で「美濃陶芸の系譜 若尾利貞展」が開かれ、鼠志野作品や書・絵画など約40点が並びました[5]。
目次(6項目)
公式の案内セラミックパーク美濃ほか1件
若尾利貞はどこで制作している作家ですか?
1933年に岐阜県多治見市で生まれ、多治見市を活動拠点にしている陶芸家です[6]。日本工芸会では陶芸・東海支部の正会員です[1]。
1949年に中学を卒業したあと、独学で陶芸の勉強を始めました[7]。1970年に日本工芸会の正会員となっています[7]。
岐阜県は、志野の技法の保持者として若尾利貞(多治見市)と林正太郎(土岐市)を認定しています[4]。
若尾利貞はどんな器を作っていますか?
鼠志野の茶碗・大皿が代表的な作品です[5][4]。「侘び寂び」と「雅」という、本来は対峙する世界を取り込んだ鼠志野作品として紹介されています[5]。
志野の制作には、岐阜県東濃地方特産の百草土と、風化した長石を主体とした釉薬を使います[4]。茶陶の志野は、技法によって無地志野・絵志野・紅志野・赤志野・鼠志野・練り上げ志野に分けられます[4]。
日本工芸会の記録には、1970年代の日本伝統工芸展に出品した志野・鼠志野・絵志野の皿や、青織部の鉢・皿が残っています[1]。百草土に長石単味の釉を施し、レンガで壁を厚くしたガス窯で長時間焼き、ゆっくり冷まして志野を作っていると、銀座の画廊は紹介しています[7]。
若尾利貞は重要無形文化財の保持者ですか?
2003年2月28日に岐阜県重要無形文化財「志野」の保持者に認定されています[4]。それ以前に多治見市無形文化財保持者にも認定されました[6]。
2008年には、無形文化財(志野)の創作・伝承に尽力したとして文化庁長官賞を受けました[6]。2011年には旭日双光章を受章しています[6]。
若尾利貞の陶歴と主な受賞
1972年に美濃新人賞、1986年に加藤幸兵衛賞、1990年に岐阜新聞大賞を受けました[7]。2000年には東海テレビ文化賞を受けています[6]。
1989年には作品がロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館に、2004年には東京国立近代美術館に買い上げられました[7]。
若尾利貞の作品はどこで見られますか?
岐阜県現代陶芸美術館の「美濃陶芸の系譜 若尾利貞展」(2025年10月11日〜11月24日)で、鼠志野作品や書・絵画など約40点が展示されました[5]。この展示はすでに終わっています[5]。
セラミックパーク美濃の「美濃 陶芸作家展2026」の出品者情報に、岐阜県重要無形文化財保持者として掲載されています[6]。作品の購入先は、銀座の天平堂など美術商が案内しています[7]。
よくある質問
出典
- 1若尾 利貞の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 2志野波文大皿(第23回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 3鼠志野秋草文皿(第21回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 4志野[しの]県指定岐阜県・2026年10月7日確認
- 5美濃陶芸の系譜 若尾利貞 展岐阜県現代陶芸美術館・2026年10月7日確認
- 6美濃陶芸作家展 若尾 利貞セラミックパーク美濃・2026年10月7日確認
- 7若尾利貞|銀座 天平堂天平堂・2026年10月7日確認
- 8鈴木 藏の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- 多治見市無形文化財保持者の認定年が、セラミックパーク美濃は1996年、天平堂は1995年としている
- 工房の見学の可否・本人の公式サイトは未確認
- 美濃 陶芸作家展2026の会期は未確認
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