土とTSUCHITO

Artists

小野象平の器|作風・作品・取扱店・出展情報

更新 2026年10月7日情報の確認日 2026年10月7日編集部

小野象平は、高知県香美市に工房を構える陶芸家です[1][4]。裏山で掘った赤土と、近隣のヒノキの灰で作る釉薬を使い、青灰釉・黒志野などの器を焼いています[3][4]。CIBONEやうつわ祥見などで扱われ、2026年10月3日から11日まで、うつわ祥見KAMAKURAで個展が開かれています[2][6]。

目次(6項目)
  1. 小野象平はどこで制作している陶芸家ですか?
  2. 小野象平はどんな器を作っていますか?
  3. 小野象平の青灰釉・黒志野はどう作られていますか?
  4. 小野象平の器はどこで見られますか、買えますか?
  5. 小野象平の個展・展示の予定は?
  6. よくある質問
小野象平の作品例(本人サイト・取扱店・本人のInstagram、2026年10月7日確認)
作品名・シリーズ見られる場所素材・技法寸法(公表値)
青灰釉リムボウルDiscover Japan Lab.のオンラインショップ[3]高知の赤土にヒノキの灰の釉薬をかけた青灰釉[4]φ179×H71mm、φ186×H70mm(個体による)[3]
青灰釉皿・青灰釉花器本人サイトの作品紹介[5]青灰釉[5]未確認
黒志野釉花器・黒志野釉ポット・黒志野カップ本人サイトの作品紹介[5]黒志野釉[5]未確認
白化粧皿・錆びるかたち(オブジェ)を見る
作品名・シリーズ見られる場所素材・技法寸法(公表値)
白化粧皿本人サイトの作品紹介[5]白化粧(Kohiki plate と英語表記)[5]未確認
錆びるかたち(オブジェ)本人サイトの作品紹介[5]銅や鉄の釉薬で錆を育て、コーティングして止める[4]未確認

公式の案内小野象平(本人サイト)ほか3件

小野象平はどこで制作している陶芸家ですか?

高知県香美市に工房を構えています[4]。1985年に愛知県常滑市で生まれ、鯉江良二と父の小野哲平に師事したのち独立しました[1]。

幼いころは、東南アジアを旅する両親のもとで育ちました[1]。タイ・ベトナム・インド・ネパールなどで過ごした経験が、作品や考え方に影響していると本人サイトに書かれています[1]。

高校卒業後は25歳まで会社員として働き、2010年にタイ・カンボジア・イギリスで絵画やオブジェを制作しました[1]。帰国後の2012年に鯉江良二に師事し、岐阜・三重・宮崎で薪窯づくりや作陶の手伝いをしています[1]。

2014年に父の小野哲平に師事し、独立後に高知県で工房を構えました[1]。父は陶芸家の小野哲平、母は布作家の早川ユミです[4]。

小野象平はどんな器を作っていますか?

青灰釉の皿・リムボウル・カップ、黒志野の皿・ポット・花器、白化粧の皿などの器と、錆を表したオブジェを作っています[5][4]。

本人サイトの作品紹介には、青灰釉皿、青灰釉カップ、黒志野釉ポット、黒志野釉花器、白化粧皿が並びます[5]。取扱店では、黒志野の7寸皿やリムボウル、青灰釉のリムボウルが扱われています[3][7]。

Discover Japan Lab.の青灰釉リムボウルは、径179mm・高さ71mmと、径186mm・高さ70mmの個体が掲載されています[3]。手作業のため、色合いや釉薬のかかり方は一つずつ違います[3]。

2017年からは、独立当初から作っていたオブジェ「錆びるかたち」の制作を本格的に始めました[1]。銅や鉄の釉薬で1か月ほどかけて錆を育て、よい状態でコーティングして形を止める作品です[4]。

小野象平の青灰釉・黒志野はどう作られていますか?

鉄分の多い高知の赤土を自分で掘り、地元のヒノキの灰で釉薬を作ります[4]。強還元で何度も焼き重ね、釉薬の流れや鉱物の輝きを出しています[4]。

青灰釉は、赤土に地元のヒノキの灰をかけ、灰に含まれる金属で青く発色させる釉薬です[4]。赤土は作陶できるまで約1か月かけて準備します[4]。

焼成は、1度目で釉薬を溶かし切り、2度目でその状態を保ち、3度目以降で土の中の鉱物を表に出す方法です[4]。空気をほとんど入れない強還元で焼くため、窯出しまで4日ほどかかります[4]。

2026年9月には、釉薬を2度かけた新しい表情の黒志野を本人がInstagramで紹介しました[6]。くり返し焼いた「白銀」の器も同じ時期に発表しています[6]。

小野象平の器はどこで見られますか、買えますか?

東京のCIBONE・Discover Japan Lab.、鎌倉のうつわ祥見、京都の器や彩々、大阪のwadなどが取扱店です[2]。海外ではロンドン・パリ・上海・台北などの店で扱われています[2]。

本人サイトの取扱店一覧には、国内は東京・鎌倉・京都・大阪の店が並んでいます[2]。うつわ祥見KAMAKURAは2026年10月に移転から1周年を迎えました[6]。

初個展は2014年の大阪・wadでした[1]。2018年にはCIBONE aoyama、うつわ祥見、台北の小器藝廊で個展を開いています[1]。在庫は店ごとに異なるため、欲しい器は各店に問い合わせてください。

小野象平の主な取扱店(本人サイトのSHOP、2026年10月7日確認)
地域店名根拠
東京CIBONE(GYRE B1F)、CIBONE CASE(GINZA SIX 4F)、Discover Japan Lab.(渋谷PARCO 1F)[2]
神奈川県鎌倉市うつわ祥見 KAMAKURA、うつわ祥見 onariNEAR[2]
京都・大阪器や彩々(京都市中京区)、wad(大阪市中央区)[2]
海外TIINA THE STORE(ニューヨーク)、Japan House London、ICICLE(パリ・上海)、Xaoqi +g(台北)など[2]

小野象平の個展・展示の予定は?

2026年10月3日から11日まで、うつわ祥見KAMAKURA(鎌倉市)で個展が開かれています[6][8]。作家の在廊は10月3日と4日でした[6]。

個展には、新しい表情の黒志野、新作の青灰釉のマグカップ、くり返し焼いた白銀など、600点の作品が並ぶと本人が告知しています[6]。会期は10月11日までです[8]。

この個展は、うつわ祥見KAMAKURAの移転一周年に合わせた展示です[6]。会期や営業時間は、出かける前にうつわ祥見の案内で確かめてください。

Instagram小野象平の作品(Instagramより)

よくある質問

小野象平と小野哲平はどういう関係ですか?
小野哲平は小野象平の父で、小野象平は2014年に父に師事しました[1]。
小野象平の器の土はどこのものですか?
工房のある高知県の、鉄分を多く含む赤土を自分で掘って使っています[4]。
小野象平の器はオンラインで買えますか?
Discover Japan Lab.のオンラインショップで、青灰釉リムボウルなどが扱われています[3]。

出典

  1. 1
    BIOGRAPHY | 小野象平 SHOHEI ONO小野象平(本人サイト)・2026年10月7日確認
  2. 2
    SHOP | 小野象平 SHOHEI ONO小野象平(本人サイト)・2026年10月7日確認
  3. 3
    【小野象平】青灰釉リムボウルDiscover Japan Lab.・2026年10月7日確認
  4. 4
  5. 5
    小野象平 SHOHEI ONO小野象平(本人サイト)・2026年10月7日確認
  6. 6
    10月3日から鎌倉 うつわ祥見KAMAKURAにて個展が始まります小野象平(本人のInstagram)・2026年10月7日確認
  7. 7
    小野 象平 / SHOHEI ONOippatsu(一初)・2026年10月7日確認
  8. 8
    10月3日から、うつわ祥見KAMAKURAにて個展が始まっています小野象平(本人のInstagram)・2026年10月7日確認

確認できていないこと

  • 独立の年が、Discover Japan Lab.では2015年、BRUTUSでは2014年に香美市に工房を構えたと書かれ、本人サイトには年の記載がない
  • うつわ祥見KAMAKURAの個展の営業時間は未確認

記載は編集部が出典を確認して作成しています。誤りに気づいた場合は訂正のお知らせの窓口からお知らせください。