十五代酒井田柿右衛門は、佐賀県有田町の柿右衛門窯で、乳白色の濁手素地に赤絵を描く色絵磁器を作る陶芸家です[5][6]。2014年2月4日に襲名し、重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」の保持団体、柿右衛門製陶技術保存会の会長も務めます[5][6]。作品は有田町の展示場や東京店で扱われ、2026年10月3日から12日には福岡三越で個展が開かれます[7][8]。
目次(6項目)
| 作品名・シリーズ | 見られる場所 | 素材・技法 | 寸法(公表値) |
|---|---|---|---|
| 濁手桜文鉢 | 日本工芸会:第73回日本伝統工芸展(令和8年度)の作品ページ[2] | 陶芸(分類)、濁手(作品名の表記) | 径47.0 高9.7cm[2] |
| 濁手オリーブ文花瓶 | 日本工芸会:第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の作品ページ[3] | 陶芸(分類)、濁手(作品名の表記) | 径17.7 高27.5cm[3] |
| 濁手柿文鉢 | 日本工芸会:第72回日本伝統工芸展(令和7年度)の作品ページ[4] | 陶芸(分類)、濁手(作品名の表記) | 径46.5 高10.0cm[4] |
| 濁手萩文鉢 | 日本工芸会:作品一覧(第60回西部伝統工芸展)[1] | 濁手(作品名の表記) | 未確認 |
十五代酒井田柿右衛門はどこで制作している作家ですか?
1968年に佐賀県有田町で生まれ、有田町南山丁の柿右衛門窯で制作しています[5][7]。日本工芸会では陶芸・西部支部の正会員です[1]。
1968年4月17日に有田町で生まれ、1994年から父の十四代酒井田柿右衛門に師事しました[5]。2014年2月4日に十五代酒井田柿右衛門を襲名しています[5][6]。
2013年に、重要無形文化財の保持団体「柿右衛門製陶技術保存会」の会長に就き、同じ年に日本工芸会の正会員になりました[5]。日本工芸会西部支部の副幹事長、佐賀県陶芸協会と有田陶芸協会の副会長も務めています[5]。
柿右衛門の濁手とは、どんな器ですか?
濁手素地は、柔らかく温かみのある乳白色の素地で、柿右衛門様式の赤絵に最も調和するとされます[6]。1670年代に製法が完成したと言われています[6]。
濁手の製作は江戸中期に一時中断し、十二代と十三代の柿右衛門が古文書の『土合帳』をもとに1953年に素地の復元に成功しました[6]。1971年4月に国の重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」の総合指定を受けています[6]。
柿右衛門様式は、乳白色の素地に余白を十分に残した、明るく繊細で絵画的な構図の色絵磁器です[6]。十五代の出品作は、桜・柿・萩・オリーブなどの植物を題材にした濁手の鉢と花瓶が中心です[1]。
十五代酒井田柿右衛門の器はどのくらいの大きさですか?
第73回日本伝統工芸展の濁手桜文鉢は径47.0cm・高さ9.7cm、第72回の濁手柿文鉢は径46.5cm・高さ10.0cmの大鉢です[2][4]。
第54回伝統工芸陶芸部会展(令和8年度)の濁手オリーブ文花瓶は、径17.7cm・高さ27.5cmです[3]。日本工芸会に記録された出品作は42点です[1]。
十五代酒井田柿右衛門の経歴
2010年に西部伝統工芸展と日本伝統工芸展に初入選し、2014年に十五代を襲名しました[5]。2013年の西部伝統工芸展ではKAB熊本朝日放送賞を受けています[1]。
1991年に多摩美術大学絵画学科を中退し、1994年に父の十四代に師事しました[5]。十四代は2001年に色絵磁器の重要無形文化財保持者に認定され、2013年に亡くなっています[9]。
襲名後は毎年、日本各地の百貨店で十五代柿右衛門展を開いています[5]。
十五代酒井田柿右衛門の作品はどこで見られ、買えますか?
佐賀県有田町南山丁の柿右衛門窯に展示場と古陶磁参考館があり、年中無休で9時から17時まで開いています(年末年始を除く)[7]。2026年10月3日から12日は福岡三越で個展が開かれます[8]。
古陶磁参考館には、十四代をはじめとする歴代柿右衛門の代表作品が展示されています[7]。東京都港区赤坂の東京店は完全予約制で、月曜から金曜は9時30分から18時、土曜は17時までです[10]。
福岡三越の個展は9階の三越ギャラリーで開かれ、10月3日・4日と10月10日から12日には本人が在廊する予定です[8]。第73回日本伝統工芸展の福岡展は2027年2月3日から8日に福岡三越で開かれます[11]。
よくある質問
出典
- 1十五代 酒井田 柿右衛門の作品一覧公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 2濁手桜文鉢(第73回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 3濁手オリーブ文花瓶(第54回伝統工芸陶芸部会展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 4濁手柿文鉢(第72回日本伝統工芸展)公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
- 5十五代柿右衛門について柿右衛門・2026年10月7日確認
- 6柿右衛門の白い美「濁手」柿右衛門・2026年10月7日確認
- 7展示場・参考館柿右衛門・2026年10月7日確認
- 8岩田屋本店天神開業90周年記念 十五代 酒井田柿右衛門展【福岡三越】柿右衛門・2026年10月7日確認
- 9歴代柿右衛門の伝統(酒井田柿右衛門家年譜)柿右衛門・2026年10月7日確認
- 10直営店のご案内柿右衛門・2026年10月7日確認
- 11第73回日本伝統工芸展公益社団法人日本工芸会・2026年10月7日確認
確認できていないこと
- Instagram・Facebookは柿右衛門窯のアカウントで、十五代個人の作品だけの投稿かは未確認
- 第73回日本伝統工芸展の巡回各会場で濁手桜文鉢が展示されるかは未確認
- 東京店の予約制が2026年10月時点でも続いているかは、店舗に確認が必要
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